マリオカート64で走行テクニックを覚える事でタイムアタックでは記録更新、対戦では勝ちやすくなります。
簡単なテクニックから難しいテクニックが存在します。
初心者・中級・上級者向けの3つに分けて紹介します。
初心者向け
ロケットスタート
やり方
2つ目のカウントシグナルが消えたらAボタンを押す
レース開始前、ジュゲムが3秒のカウントダウンを始めます。
その時に2つ目のカウントシグナルが消えたらAボタンを押す事でスタート直後、一瞬で最高速なり早いスタートを切る事ができます。
どのモードでも有効なテクニックで上手くやるコツはジュゲムのシグナルが消える動きをよく見る事です。
GPやVSに関しては一部コースでカウントスピードが異なります。
トリプルタッピングA
やり方
Aボタンを2連打した後、3連打目を長押しする。
トリプルタッピングAは3連打目を長押しする事で急発進する事ができます。
クラッシュやスリップし時等、極度に速度が減速した時のリカバリーとして使えます。
あまりタイムアタックでは使用する機会が少ないです。
トリプルタッピングB
やり方
Bボタンを2連打した後、3連打目を長押しする。
トリプルタッピングBは3連打目を長押しする事で急ブレーキをする事ができます。
主にバナナやニセモノを避けるためやこうらを使ったショートカットの為の位置調整に使います。
恐らくタイムアタックではほぼ使用する場面は無いと思います。
ドリフト
左ドリフト | 左スティック+Rボタン長押し |
右ドリフト | 右スティック+Rボタン長押し |
ポイント
ドリフト直後、ドリフト方向と逆向きにスティックを倒すとドリフトが安定する
ドリフトは左右のスティックとRボタンを長押しする事でマフラーからイニシャルの「V」、しばらくドリフトを続けるとイニシャルの「E」の文字が出ます。
コーナリングにおいてハンドリングよりも減速を抑えることができますので早くカーブを曲がれます。
ドリフト中、ドリフト方向と逆向きにスティックを長時間倒すと「きゅるると」音を立て減速しながらドリフト方向へ曲がり過ぎてしまいます。
スピンターン
やりかた
停止状態もしくは減速中にA+Bボタンを長押しする
スピンターンは成功すると「キュルルルル」と音を立て、その状態でスティックを倒すと方向転換ができます。
通常走行より速度は落ちますが、ハンドリング、ドリフトよりも小回りが利きますのでUターンや左右の小回りの使用に役立ちます。
ショートカットやVSモードで使われる事が多いです。
リザルト画面早送り
やり方
リザルト画面でスタートボタン長押し+Aボタン連打
リザルト画面はGPモードでゴールした後に出てくる画面です。
ゴールタイム、獲得ポイント付与と現獲得ポイントの表示が流れるのですが何もしないと画面の推移が遅いです。
早送りする事で次のコースに素早く進めます。主にGPの最速クリアを目指すSpeedeun・RTA等で使用されます。
スリップキャンセル
やり方
スリップ前兆モーション中にBボタンを押す
スリップ前兆モーションとはバナナ当たった時やハンドリング操作等で起きる「キュルルル」という音を出しながら車体が不安定に動くモーションです。
なにもしないとスリップに移行するのですが、その前兆モーション中にBボタンを押すとスリップを阻止する事ができます。
成功すると音符マークの吹き出しが出ます。
スリップによるコースアウトやタイムロスを防ぐのに役立ちます。
バック走行
やり方
停止状態からスティック後ろ+Bボタン
バック走行は成功すると向きはそのままで後ろに下がります。
前進よりスピードは出ません。
目の前にコースアウトする崖がある時は一旦バック走行で距離を取りながら態勢を立て直すと言った使い道があります。
他にもショートカットの立て直しとして使われる事もあります。
中級者向け
ミニターボ
やり方 | ドリフト状態からスティックを進行方向に倒すと煙が黄色に変わる。 その状態でスティックを再び逆進行方向→進行方向に往復で倒すと、煙が赤になる。 その状態でRボタンを離す。 |
早く行うコツ | 進行方向は一瞬だけ、逆進行方向は確実にスティックを倒す |
多くあるテクニックの中でこのミニターボ使えると加速面でかなり優位に立てます。
成功するとキャラクターが声をあげ、最高速が一時的に上がります。
バトルを除く全てのコースでカーブがあるのでミニターボを使う場面は必ずあります。
GP,VSでは首位に立てやすくなり、タイムアタックでは最速タイムが出やすくなります。
スリップストリーム
やり方 | 前方カートの後ろの近くに一定時間走り続ける |
使用機会 | ・GP ・VS |
スリップスートリームは成功すると煙を浴びるエフェクトが発生し、一定時間最高速度が上がります。
カートの後ろには密着するほど近くにいなきゃいけないわけではありませんがカート2台分位がベストな感覚かと思います。
CPUなら比較的成功しやすいですが対人戦だと走行傾向が読めないのであまり狙ってできるテクニックでは無いです。
ジュゲムダッシュ
やり方 | ジュゲムから降ろしてもらう時、陸から約カートキャラの身長半分程の空中まで降ろしてもらったらAボタンを押す |
シャーベットランドのみ | 陸に着いたらAボタンを押す |
ジュゲムダッシュはコースアウトしてジュゲムに降ろしてもらってる時にタイミングよくAボタンを押す事で着地後、急発進できるテクニックです。
腕が上達するとコースアウトする事は無さそうに思えますがGP,タイムアタックのショートカットやVSモードでは結構使用機会があります。
焦ってAボタンを早く押すとホイールスピンしますので気を付けましょう。
ちなみにキノコがあれば着地後にキノコを使用するとすぐさま最高速になります。
RevStrat
やり方
ジュゲムがランプを点灯させる前からAを押しっぱなしにしておき、その後通常のロケットスタートを行う。
成功するとロケットスタート+短縮0.01秒が付いてきます。
簡単そうに見えますがそのままAボタンを押しっぱなしにするとロケットスタートが失敗します。
ロケットスタートする手前でAボタンを離し、ロケットスタートのタイミングで再度Aボタンをする形になります。
恐らくロケットスタートの成功判定の切り分けはアクセル音になると思いますのでロケットスタートの手前ではアクセル音が聞こえない位にしておく必要があります。
PreJump
やり方
坂や小山の頂上手前でRボタンを押す
PreJumpはワリオスタジアムやチョコマウンテンと言った坂や小山で空中状態になった時の滞空時間を減らすテクニックです。
坂の手前で飛ぶことから坂の走行時間もわずかながらに減るのでタイムアタックでの最速タイム作りには欠かせません。
PreJumpを使用して着地後にバウンドの頻度が増えてしまった場合は控えるようにしましょう
トリプルタッピングA+スピンターン
トリプルタッピングAで三連打目をA+Bで長押しする
成功するとスピンターンの状態から急発進する事ができます。
使う機会がほぼありませんがGPピーチサーキットのアカこうらを使ったショートカットでアカこうらに当たりやすくする為に使われる事が多いです。
2連続バックスピンターン
やり方 | バックスピンターンを左右に交互に2連続行う |
成功するとスティック後ろ+Bのバック走行より早く後方に下がれます。
3連続以上のバックスピンターンはタイムロスするので2連続で留めておきましょう。
2連続のバックスピンターンなので後方へ下がる距離は短いです。
主に壁越え系のショートカットで失敗後の再チャレンジとして助走をつけるための距離作りとして使われます。
高速駆け上がり
やり方 | 勾配な急な上り坂でA+Rを連打する |
使用機会 | ・ドンキージャングルパークの終盤の坂 ・フラッペスノーランドのゴール前右の崖 |
ドンキ―ジャングルなどである中々進まない急な上り坂で主に使用します。
本当に使用する機会が少ないので気づかれにくいテクニックではありますがドンキ―ジャングルパークではGP・VS・タイムアタックでも使えますので習得しておきましょう。
上級者向け
直線ミニターボ
やり方 | 直線上でミニターボをする |
直線コースに差しかかるとそのまま直進すればよさそうに思えますが直線ミニターボをやっておくと直進でもミニターボの効果を得られるので早く直進できます。
モードやショートカット有り無し関係なく使用機会が多いです。
失敗すると大きくコースアウトしたり壁に激突します。
排気量が多い程、このテクニックを成功させるのが難しく100ccのタイムアタックより150ccのグランプリの方が難しいです。
スピンターンロケットスタート
やり方 | 2つ目のカウントシグナルが消えたらA+Bボタンを押す |
スピンターンロケットスタートは名前の通り、スピンターン状態でロケットスタートを行う事です。
使用機会は少ないですがどちらもタイムを稼ぐために必要なテクニックです。
やり方だけ見ると簡単そうに見えますが難しいのはロケットスタートと言う最高速で走りながらスピンターンによる左右の迂回を自在に操る点です。
特にフラッペスノーランドはスピンターン状態はすぐに解除しなきゃいけないのでタイミングが難しいです。
バックスピンターンロケットスタート
やり方 | 2つ目のカウントシグナルが消えたらスティック後ろ+A+Bボタンを押す |
バックスピンターンロケットスタートはスピンターンロケットスタートの逆走バージョンです。
使用機会は全部ショートカットですね。
ショートカットのセットアップやショートカットの位置がスタートラインの後ろにある事が多いので逆走をスムーズに行う為に使います。
壁当て走行
やり方 | キノコの効果が切れる寸前に壁に当たる |
壁当て走行は キノコの効果が切れる寸前に壁に当たる事でノックバック中の間までキノコの効果を持続させるテクニックです。
使用機会はルイージサーキットだけで、壁に当たると速度が落ちるからタイムロスになるかと思います。
しかし終盤の壁はダートに覆われているのでキノコの時間が持続した方がわずかにタイムを稼げるのです。
ミニターボ後ニュートラル
やり方 | ミニターボ成功直後にスティックをニュートラルに戻す |
ミニターボ後ニュートラルはミニターボ後に車体を垂直する事でミニターボの効果を最大限に生かします。
コーナリングの長いコースではミニターボ後はすぐドリフトに移行するのがセオリーに思われますがニュートラルにした方が早い事があります。
しかしすべてのコーナリングでこのテクニックが有効なわけではなくコーナリングの長さやカーブの緩さによって必要かどうかが変わってきます。